法則の辞典 「質量恒存の法則」の解説 質量恒存の法則【law of conservation of mass】 一つの孤立物質系においては,その中でどのような化学反応が起きたとしても,全質量は不変のままに保存される.これはラヴォアジェが発見した法則で,質量保存則*,物質不滅の法則*,あるいはラヴォアジェの法則*(特にフランスで)とも呼ばれる.相対論によってエネルギーもまた質量と可換であることが示されたので,ここまで考慮すれば物理変化においても同じく「質量保存則」が成立することになる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報