質量恒存の法則(その他表記)law of conservation of mass

法則の辞典 「質量恒存の法則」の解説

質量恒存の法則【law of conservation of mass】

一つの孤立物質系においては,その中でどのような化学反応が起きたとしても,全質量は不変のままに保存される.これはラヴォアジェが発見した法則で,質量保存則*物質不滅の法則*,あるいはラヴォアジェの法則*(特にフランスで)とも呼ばれる.相対論によってエネルギーもまた質量と可換であることが示されたので,ここまで考慮すれば物理変化においても同じく「質量保存則」が成立することになる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android