質量保存則(読み)シツリョウホゾンソク

化学辞典 第2版 「質量保存則」の解説

質量保存則
シツリョウホゾンソク
law of conservation of mass

化学反応前後物質質量は不変であるという法則.A.L. Lavoisier(ラボアジエ)(1774年)が金属と空気中の酸素化合実験から見いだした.質量とエネルギー同等性からみれば,化学反応においても反応熱の出入によって質量は変化しているはずであるが,測定不可能なほど小さい.しかし,核反応では放出されるエネルギーがきわめて大きいから,反応の前後で当然質量は変化する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む