普及版 字通 「贔」の読み・字形・画数・意味
贔
21画
(異体字)
24画
[字訓] いかる・ひいき
[その他]

[字形] 会意
正字は
。略して贔に作り、この字形で贔屓(ひき)の字に用いる。〔玉
〕に「贔屓は力を作(おこ)すなり」とあり、はげしく怒って力が入ることをいう。晋の左思の〔呉都の賦〕に「
鼇(きよがう)贔屓して、首を靈山に冠す」とあり、その用法が原義。のち声援をなす意に用いる。[訓義]
1. いかる、はげしくいかる、つよく力をいれる。
2. ひいき。
[古辞書の訓]
〔新
字鏡〕贔
肥、壯なる皃なり。豆夫也久(つぶやく) 〔名義抄〕贔屓 ―トチカラオコシス 〔
立〕贔 ツブヤク・イカル・シノグ・コロメク・チカラオコシ[熟語]
贔屓▶・贔怒▶
[下接語]
屓贔・内贔
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

