赤ばむ(読み)アカバム

デジタル大辞泉 「赤ばむ」の意味・読み・例文・類語

あか‐ば・む【赤ばむ】

[動マ五(四)]赤みを帯びる。赤みがさす。赤らむ。
「―・んだ日影の色に目をとめた」〈三重吉・桑の実〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「赤ばむ」の意味・読み・例文・類語

あか‐ば・む【赤ばむ】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙 赤みを帯びる。赤らむ。
    1. [初出の実例]「柑子を見給へば、あかばみたる色紙に、書きて入れたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android