精選版 日本国語大辞典 「赤・朱・緋」の意味・読み・例文・類語
あけ【赤・朱・緋】
〘名〙
① 赤い色、または、赤く染めたもの。広く、朱、紅、緋(ひ)などの色を含む。
※書紀(720)大化三年是歳(北野本訓)「服の色は並びに真緋(アケ)を用ゐる」
② 「あけごろも(緋衣)」の略。五位のこともいう。
※康保三年源順馬毛名歌合(966)「ほのぼのと山のはのあけ走り出でて木の下蔭を見てもゆかなん」
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