赤住遺跡群(読み)あかすみいせきぐん

日本歴史地名大系 「赤住遺跡群」の解説

赤住遺跡群
あかすみいせきぐん

[現在地名]志賀町赤住

外浦沿岸から海岸段丘面に広がる遺跡群。旧石器時代から近世に至るオハイノA―C遺跡・ナカノA―C遺跡・ナカノの池上遺跡・ナカノの池遺跡・ミヤタA―D遺跡・バンバ遺跡・ホソガン遺跡・ホソガンの池上遺跡・ホソガンの池遺跡・上富田上谷池遺跡・上富田上谷池上遺跡・タッタ遺跡の存在が確認されている。発掘の結果注目されたのはナカノA遺跡と同B遺跡で、A遺跡ではナイフ形石器フレーク、チップなど一〇〇点を越す旧石器が四つのブロックで集中出土、接合資料も含むことで注目された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android