日本歴史地名大系 「赤兀・白兀」の解説 赤兀・白兀あかはげ・しらはげ 富山県:総論立山連峰赤兀・白兀劔(つるぎ)岳北稜のピーク。三角点は南の白兀に設置され、標高二三八七・五メートル。文政八年(一八二五)の越中四郡村々組分絵図(県立図書館蔵)に「赤兀、白兀」、天保七年(一八三六)に脇坂長右衛門が作製した新川郡奥山絵図(同館蔵)に「赤ハケ、白ハケ」と記載。そのほか多くの絵図に記載される。白兀の南側は稜線が深く切落ち、大窓(おおまど)の大断裂となっている。また赤兀の北には白萩(しらはぎ)山(二二六九メートル)・赤谷(あかたに)山(二二五八メートル)が連なり、赤谷山はブナクラ峠の大鞍部を隔てて毛勝(けかち)山塊の猫又(ねこまた)山と向い合う。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by