日本歴史地名大系 「赤坂別符」の解説 赤坂別符あかさかべつぷ 福岡県:田川郡赤坂別符赤池(あかいけ)町あるいは方城(ほうじよう)町にあったと考えられるが、比定地は未詳。康永元年(一三四二)九月二日の足利尊氏寄進状案(興国寺文書/曹洞宗古文書)によると、豊前国の安国寺に定められた天目(てんもく)寺(現赤池町の興国寺の前身)は「赤坂別府」八町、角田(すだ)得富八町・塔田(とうだ)三町(ともに現豊前市)、阿利重継五町・弥稲男綿丸二町の計二六町の地頭職を寄進されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by