赤外線照射融雪システム(読み)せきがいせんしょうしゃゆうせつしすてむ

事典 日本の大学ブランド商品 「赤外線照射融雪システム」の解説

赤外線照射融雪システム

[機械]
長岡技術科学大学(新潟県長岡市)の大学ブランド。
株式会社トーテック(東京都千代田区)との共同研究によって生み出された融雪システム。特定波長を雪面に投影すると雪面が針状に刻まれるという、宮内信之助特任教授の研究結果をもとに開発された。上空光源から輻射された赤外線光を雪または氷に照射することで分子または原子間の振動を促し、摩擦熱を発生させて雪や氷を解かす。融雪場所を損傷することなく取り付けられる。また融雪中も雪の表面はシャーベット状になり、滑りにくい路面状態を維持できるため安全性も確保できる。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android