赤岩八郎（読み）アカイワ ハチロウ

20世紀日本人名事典

赤岩 八郎
アカイワ ハチロウ

明治〜昭和期の外科医学者 九州大学名誉教授;日本外科学会名誉教授。

生年

明治14(1881)年

没年

昭和37(1962)年9月15日

出生地

徳島県小松島市立江町

学歴〔年〕

京都帝大福岡医科大学(現・九州大学医学部)〔明治40年〕卒

学位〔年〕

医学博士〔大正6年〕

経歴

九州大学第1外科三宅速教授の教室に入り、大正6年論文「腎機能診断法及び膀胱鏡検査知見」で医学博士。同年欧米に留学。9年青森県立病院長、11年岡山医科大学教授、同付属病院長、昭和2年九州帝大教授、同付属病院長、11年同医学部長、16年退官し海員掖済会戸畑病院長、九大名誉教授、日本外科学会名誉会長。著書に「小手術の実際」がある。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

赤岩八郎 あかいわ-はちろう

1881－1962　明治-昭和時代の外科学者。
明治14年3月生まれ。欧米に留学後,岡山医大教授などをへて,昭和2年九州帝大教授,同大付属病院長となる。専門は腎臓外科。昭和37年9月15日死去。81歳。徳島県出身。京都帝大福岡医科大(現九大医学部)卒。著作に「小手術の実際」。

出典　講談社