赤島村(読み)あかしまむら

日本歴史地名大系 「赤島村」の解説

赤島村
あかしまむら

[現在地名]福江市赤島町

崎山さきやま村の南東沖に浮ぶ赤島を村域とする。西の大板部おおいたべ島・小板部こいたべ島も赤島村に属する。南西おう島がある。鎮守の赤島神社は応永二九年(一四二二)の創祀と伝えており、宗像三神を祀っている。江戸時代は福江藩領崎山掛に属し、慶長国絵図に赤島とある。万治二年(一六五九)惣高積之帳では赤島として正保国絵図の高二二石余、今高四一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android