赤条条(読み)セキジョウジョウ

デジタル大辞泉 「赤条条」の意味・読み・例文・類語

せき‐じょうじょう〔‐デウデウ〕【赤条条】

[名・形動]裸で身に何もつけていないこと。また、丸裸になるさま。
金剛力士をあざむく如き―の羽指はさしども」〈露伴・いさなとり〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「赤条条」の意味・読み・例文・類語

せき‐じょうじょう‥デウデウ【赤条条】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) はだかになって体になにもつけないこと。まるはだかになること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「並びに早く衣着を脱し、赤条々(〈注〉マッパダカ)相と迎ふ」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)三)
    2. [その他の文献]〔水滸伝‐第四回〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android