赤眉(読み)せきび

精選版 日本国語大辞典 「赤眉」の意味・読み・例文・類語

せき‐び【赤眉】

  1. 〘 名詞 〙 標識のために、赤く染めた眉。また、眉を赤く染めた人。→せきび(赤眉)の乱。〔後漢書‐光武帝紀・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 せきび 名詞 項目

普及版 字通 「赤眉」の読み・字形・画数・意味

【赤眉】せきび

前漢末の農民軍。

字通「赤」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の赤眉の言及

【赤眉の乱】より

…中国,前漢(前206‐後8)を簒奪した王莽(おうもう)政権末の民衆反乱。眉を朱で染めて目印にしたので赤眉chì méiとよばれた。王莽の政治は破綻して社会不安を生み,飢饉も頻発して各地に民衆が蜂起した。…

※「赤眉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android