赤羽根関所跡(読み)あかばねせきしよあと

日本歴史地名大系 「赤羽根関所跡」の解説

赤羽根関所跡
あかばねせきしよあと

[現在地名]赤羽根町赤羽根

古来渥美半島南岸を伊良湖いらごに通ずる伊勢街道に、戦国時代この地を支配した戸田氏が赤羽根の関を設けていた。東観音とうかんのん(現豊橋市)古文書に、

<資料は省略されています>

とあって、戸田宗光は赤羽根関に課した関銭を一族大崎おおさき(現豊橋市)城主戸田宣成に与え、宣成は一人六〇銭のうちから証文の率で天文五年(一五三六)東観音寺の造営に献じていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android