赤荻石(読み)あかおぎせき

最新 地学事典 「赤荻石」の解説

あかおぎせき
赤荻石

akaogiite

化学組成TiO2の鉱物。単斜晶系,空間群P21/b,格子定数a0.4606nm, b0.4986, c0.4933, β99.17°,単位格子中4分子含む。数µm前後の粒状。硬度不明。計算密度4.72ɡ・cm−3。十字ニコル下で,青色の内部反射。7配位のTiからなるバッデレイ石構造をもち,ルチル,鋭錐石,板チタン石と多形関係。ドイツのRies隕石衝突クレーターで発見され,ざくろ石-菫青石-珪線石-片麻岩中にルチルに伴って産する。衝撃変成による超高圧下で生成した。超高圧実験で成果を上げた赤荻正樹(1951〜)にちなんで,E. Gorseyらによって命名(IMA2007-058)。参考文献:E. Gorsey et al.(2010) Am. Min., Vol.95:892

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