赤阪音七(読み)アカサカ オトシチ

20世紀日本人名事典 「赤阪音七」の解説

赤阪 音七
アカサカ オトシチ

明治〜昭和期の技術者 赤阪鉄工所創立者。



生年
明治14(1881)年6月28日

没年
昭和28(1953)年8月17日

出生地
兵庫県洲本町(淡路島)

経歴
大阪に出て鉄砲鍛冶に弟子入りし、年期が明けた後は職を転々舞鶴で貸自転車屋を営んだ。池貝鉄工所に働き、焼玉エンジン製作成功焼津の漁業者組合の修繕工場を運営。大正元年独立して赤阪鉄工所を創立、無水式焼玉エンジン、ディーゼルエンジンなどの製作に成功した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「赤阪音七」の解説

赤阪音七 あかさか-おとしち

1881-1953 明治-昭和時代の実業家
明治14年6月28日生まれ。40年上京し,池貝鉄工所で漁船用発動機の始動性改良に成功。43年静岡県焼津に赤阪鉄工所を創立し,焼玉エンジン,ディーゼルエンジンの開発,製造などをおこなった。昭和28年8月17日死去。72歳。兵庫県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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