精選版 日本国語大辞典 「走れメロス」の意味・読み・例文・類語 はしれメロス【走れメロス】 小説。太宰治の中期の代表作。昭和一五年(一九四〇)発表。友人を身代わりに処刑を三日間猶予されたメロスが、さまざまな障害を乗り越えて帰って来るまでを描き、信ずるに足る人間像を提示した。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
とっさの日本語便利帳 「走れメロス」の解説 『走れメロス』 太宰治 メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。\(一九四〇) 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by