知恵蔵 「超固体相」の解説 超固体相 固体なのに超流動を起こす状態。ボース粒子の性格をもつ原子が固体を形づくるとき、低温にして最も低いエネルギー状態に置くと、結晶の性格を保ったまま、摩擦なしに流動するようになる。2004年1月、米ペンシルベニア州立大グループが、ヘリウム4(質量数4のHe)を固体にして、この状態と思われる現象をみた、と発表した。 (尾関章 朝日新聞記者 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by