日本歴史地名大系 「越中堰」の解説 越中堰えつちゆうぜき 山形県:東田川郡朝日村越中山村越中堰越中山(えつちゆうやま)村三栗屋(みくりや)地内で梵字(ぼんじ)川右岸より取水する用水堰で、元禄一五年(一七〇二)同村の大館藤兵衛が見立てた。翌一六年より普請を始め、正徳四年(一七一四)に完成した(「大泉掌故」など)。現櫛引(くしびき)町・朝日村の梵字川右岸は元来水利の便が悪かったが、当堰の開削により約二五六町歩が灌漑された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by