越峠村(読み)こえどむら

日本歴史地名大系 「越峠村」の解説

越峠村
こえどむら

[現在地名]大社町杵築東(きづきひがし)

杵築宮内(きづきみやうち)村の南西に位置し、杵築六ヵ村の一つ。江戸時代は杵築大社(出雲大社)領で、国造北島家の支配下に属し、北支配といわれた(杵築旧懐談)。門前町杵築の一角を形成している。中世は杵築のうちに含まれ、康永二年(一三四三)六月八日の国造出雲清孝知行宛行目録(千家家文書)に越峠とみえる。明応五年(一四九六)三月一一日に上官富清信が署名した端裏書をもつ国造北島高孝注文(北島家文書)にみえる「こへたわ」は当地のことと思われ、永正三年(一五〇六)には仮宮(かりのみや)・赤塚(あかつか)などとともに越峠に富氏の当知行分が存在した(同年二月一五日「国造北島雅孝証文」同文書)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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