越年米(読み)おつねんまい

精選版 日本国語大辞典 「越年米」の意味・読み・例文・類語

おつねん‐まいヲツネン‥【越年米】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 次の年に持ち越すべき十二月の在蔵米。
    1. [初出の実例]「其米の大坂へ入りこむ越年(オツネン)米が何百何十何万石四合五勺まで知れて」(出典洒落本・初葉南志(1780))
  3. 網主船主乗組漁師を確保するため、雇用約束の手付けとして年末に与える白米

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む