足拭(読み)あしふき

精選版 日本国語大辞典 「足拭」の意味・読み・例文・類語

あし‐ふき【足拭】

※長春五馬路(1968)〈木山捷平〉二「そのボロは日本流にいう本当のボロで、とても雑巾にも足ふきにもならないような細切れであったが」

あし‐のごい ‥のごひ【足拭】

※玉塵抄(1563)一一「日ごとに食ををくり手巾足のこいをささげたそ」

あし‐ぬぐい ‥ぬぐひ【足拭】

〘名〙 足をふくこと。また、足の汚れをぬぐう布。あしのごい。あしふき。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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