足洗水(読み)あしあらいみず

精選版 日本国語大辞典 「足洗水」の意味・読み・例文・類語

あしあらい‐みずあしあらひみづ【足洗水】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 足を洗うための水。
  3. 葬送のけがれを清める水。葬送から帰った会葬者が家に入るときに手足を洗う水をいう。
  4. 盆の精霊迎えで、先祖の霊が家に入るとき足を洗うようにと、庭に出しておく水。
    1. [初出の実例]「魂祭〈略〉席の傍に、足洗水とて、盥に水を汲置とぞ」(出典:諸国風俗問状答(19C前)伊勢国白子領風俗問状答)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む