足軽衆(読み)あしがるしゅう

精選版 日本国語大辞典 「足軽衆」の意味・読み・例文・類語

あしがる‐しゅう【足軽衆】

  1. 〘 名詞 〙 足軽の衆。足軽、また、その一団をいう。
    1. [初出の実例]「足軽衆と神尾、金台寺等之衆猶三四百人」(出典:政基公旅引付‐永正元年(1504)四月六日)

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世界大百科事典(旧版)内の足軽衆の言及

【恪勤】より

…同じ御所に仕える侍の中でも,将軍に近侍して警衛にあたった上級武士は番衆と呼ばれ,雑役にあたる下級の侍は恪勤と呼ばれて区別されていた。室町中期以降になると恪勤侍は職掌によってさらに御末衆(御末(おすえ))と足軽衆の二つに分けられていたようである。このうちの御末衆は,主として殿中の宿直や配膳を務め,将軍に御膳を進める際には,御末衆が器を捧げて同朋へ渡し,同朋がこれを近侍の御供衆へ渡し,御供衆が将軍の御前に進めた。…

※「足軽衆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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