足長蜂(読み)アシナガバチ

デジタル大辞泉 「足長蜂」の意味・読み・例文・類語

あしなが‐ばち【足長蜂】

スズメバチ科アシナガバチ属のハチ総称。体は細く、後脚が長い。人家の軒下などに巣を作る。

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精選版 日本国語大辞典 「足長蜂」の意味・読み・例文・類語

あしなが‐ばち【足長蜂】

  1. 〘 名詞 〙 スズメバチ科に属するハチのうち、あしが長く、飛ぶときにあしを下にさげているものの総称。コアシナガバチフタモンアシナガバチなど人家付近で普通にみられる。春に枯れ枝や草の茎から繊維をかみとり、唾液(だえき)を混ぜあわせて、軒下、木の枝などにじょうろの口に似た巣をつくる。肉食で、樹木庭木害虫を駆除する益虫だが、驚かすと人を攻撃する。《 季語・春 》

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