精選版 日本国語大辞典 「跡を留む」の意味・読み・例文・類語
あと【跡】 を 留(とど・と)む
① この世に生き長らえる。
※平家(13C前)三「げに心あらむ程の人の、跡をとどむべき世ともみえず」
② 以前あったままに残しておく。痕跡を残す。
※方丈記(1212)「つひにあととむる事を得ず、三十あまりにして、更にわが心と、一の菴(いほり)をむすぶ」
③ ある場所にとどまる。逗留する。すみつく。
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