跡絶える(読み)とだえる

精選版 日本国語大辞典 「跡絶える」の意味・読み・例文・類語

と‐だ・える【跡絶・途絶・杜絶】

  1. 〘 自動詞 ア行下一(ヤ下一) 〙
    [ 文語形 ]とだ・ゆ 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( 「と」は「あと」の意 )
  2. 往来が絶える。足跡が絶える。
    1. [初出の実例]「ひさしくとだえ給はむことはいとものおそろしかるべくおぼえ給へば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)宿木)
  3. 中途で絶える。とぎれる。中絶する。
    1. [初出の実例]「いかなればとだえそめけん天の川あふせに渡すかささぎの橋〈加賀左衛門〉」(出典:詞花和歌集(1151頃)秋・八七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む