踊尾余(読み)おどりびよう

日本歴史地名大系 「踊尾余」の解説

踊尾余
おどりびよう

[現在地名]佐倉市野狐台町やつこだいまち

丸山まるやまの東に位置する城外の侍屋敷地で、台地上に立地。北は成田道に沿う間之あいの町。大久保忠朝時代には侍屋敷(「佐倉絵図」小田原市立図書館蔵)、松平乗邑時代には足軽小屋があった(「佐倉城絵図」篠丸家蔵)。安政年間(一八五四―六〇)の佐倉城外屋敷地長屋地分間坪詰絵図面(複写、佐倉市保管)に踊尾余とみえ面積は御先筒同心組長屋として三筆二千四二坪であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android