踊拍子(読み)おどりびょうし

精選版 日本国語大辞典 「踊拍子」の意味・読み・例文・類語

おどり‐びょうしをどりビャウシ【踊拍子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 楽器などで、踊るのに合わせて行なう演奏。
    1. [初出の実例]「あたる拍子、おどり拍子、ひらふ拍子」(出典:わらんべ草(1660)一)
  3. 踊るときのような調子
    1. [初出の実例]「父はまだ酒さめざれば、血にまみれながら、剣の身ささげて、おどり拍子にかへる」(出典:読本・春雨物語(1808)捨石丸)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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