踏み伸ばす(読み)ふみのばす

精選版 日本国語大辞典 「踏み伸ばす」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐のば・す【踏伸・踏延】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. 膝を曲げている足を投げ出して、長く伸ばす。ふみのぶ。
    1. [初出の実例]「両足ずっとふみのばし、ゆたかに臥したる御有さま」(出典:浄瑠璃・嫗山姥(1712頃)四)
  3. 縮まった物などを足で踏んで伸ばす。
    1. [初出の実例]「足で白刃を、土間へ圧当て踏延ばして」(出典:日本橋(1914)〈泉鏡花〉六七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む