踏ん込み(読み)ふんごみ

精選版 日本国語大辞典 「踏ん込み」の意味・読み・例文・類語

ふん‐ごみ【踏込・踏籠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ふんごみばかま(踏込袴)」の略。
    1. [初出の実例]「ふんごみのままでけいせいしばられる」(出典:雑俳・柳多留‐一〇(1775))
  3. ふんごみはいだて(踏込脛楯)」の略。〔書言字考節用集(1717)〕
  4. 歌舞伎衣装一つ女形などが一番下につける股引(ももひき)のようなもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android