踏入れる(読み)フミイレル

デジタル大辞泉 「踏入れる」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐い・れる【踏(み)入れる】

[動ラ下一][文]ふみい・る[ラ下二]
ある場所に入る。踏み込む。「花壇に足を―・れる」
踏んで中に入れる。
「足を砂子に脛のなからばかり―・れて」〈宇治拾遺・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「踏入れる」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐い・れる【踏入】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ふみい・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. 踏んで中へ入れる。力を入れて踏み込む。
    1. [初出の実例]「固き土五六寸許足を踏入て立てるに」(出典:今昔物語集(1120頃か)二三)
  3. ある場所に足を入れる。ある場所へ入る。
    1. [初出の実例]「よいものはわるい名の処へだにも足を踏いれじとするぞ」(出典:史記抄(1477)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む