踏所(読み)ふまえどころ

精選版 日本国語大辞典 「踏所」の意味・読み・例文・類語

ふまえ‐どころ ふまへ‥【踏所】

〘名〙
① 足でふみしめる所。ふみどころ。
※新撰六帖(1244頃)二「崩れそふ破れついぢの犬ばしりふまへ所もなき我身かな〈藤原信実〉」
判断のよりどころとする点。心だのみとする点。立脚地
甲陽軍鑑(17C初)品一三「強大将はふまへ所有に付、下劣の口に侵されず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「踏所」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐どころ【踏(み)所/踏み処】

足で踏む所。足を踏み込む所。踏み場。ふみど。

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