踞蹲(読み)キョソン

デジタル大辞泉 「踞蹲」の意味・読み・例文・類語

きょ‐そん【××蹲】

[名](スル)うずくまること。しゃがむこと。蹲踞
泰然として―し手にしゃくを持す」〈竜渓・浮城物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「踞蹲」の意味・読み・例文・類語

きょ‐そん【踞蹲】

  1. 〘 名詞 〙 うずくまること。腰をかがめて低くなること。しゃがむこと。蹲踞(そんきょ)
    1. [初出の実例]「泰然として踞蹲し手に笏を持す」(出典:浮城物語(1890)〈矢野龍渓〉五四)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐烏桓伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android