デジタル大辞泉 「蹴込む」の意味・読み・例文・類語 け‐こ・む【蹴込む】 [動マ五(四)]1 けって中へ入れる。「ボールをゴールへ―・む」2 商売で損をする。くいこむ。「もう一割も―・んでゐやせうぜ」〈滑・大千世界楽屋探・初〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「蹴込む」の意味・読み・例文・類語 け‐こ・む【蹴込】 〘 他動詞 マ行四段活用 〙① けって中へ入れる。[初出の実例]「おれを馬鹿にするな、〈略〉鼻の穴へ屋形船を蹴込むぞ。口を引裂くぞ」(出典:歌舞伎・助六廓夜桜(1779))② 商売で損をする。くいこむ。[初出の実例]「ヘンお店はだしの身分所か、最う一割も蹴込(ケコン)でゐやせうぜ」(出典:滑稽本・大千世界楽屋探(1817)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例