蹴込(読み)けこみ

精選版 日本国語大辞典 「蹴込」の意味・読み・例文・類語

け‐こみ【蹴込】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 階段の、踏み板と踏み板との間の垂直の部分。
  3. 蹴込床(けこみどこ)前部の垂直面の部分。〔日本建築辞彙(1906)〕
  4. 家の上がり口の前面垂直の部分。縁から下、地面に至るまでに竹、板、金網などをとりつけてある所。
  5. 人力車で、客が足を乗せる部分。
    1. [初出の実例]「腕車(くるま)のけこみに腰を掛けて眠ってゐた車夫は」(出典:初すがた(1900)〈小杉天外〉五)
  6. 劇場の大道具。階段の前面や二重舞台の前面および側面の垂直の部分。
    1. [初出の実例]「前通り塗骨障子を立て、欄間、蹴込(ケゴミ)綺麗にして」(出典:歌舞伎傾情吾嬬鑑(1788)四立)
  7. 取引相場で、値段がある点以下に下がること。〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 欄間 名詞 実例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む