身を分く(読み)みをわく

精選版 日本国語大辞典 「身を分く」の意味・読み・例文・類語

み【身】 を 分(わ)

一つの身を二つに分ける。
古今(905‐914)離別・三七三「思へども身をしわけねば目に見えぬ心を君にたぐへてぞやる〈伊香子淳行〉」
浮世草子西鶴織留(1694)四「身をわけたる親子の中さへ」
② 人のからだを分けて中へはいる。
※古今(905‐914)恋五・七八七「秋風は身をわけてしも吹かなくに人の心の空になるらん紀友則〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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