身を分く(読み)みをわく

精選版 日本国語大辞典 「身を分く」の意味・読み・例文・類語

み【身】 を 分(わ)

  1. 一つの身を二つに分ける。
    1. [初出の実例]「思へども身をしわけねば目に見えぬ心を君にたぐへてぞやる〈伊香子淳行〉」(出典:古今和歌集(905‐914)離別・三七三)
    2. 「身をわけたる親子の中さへ」(出典:浮世草子・西鶴織留(1694)四)
  2. 人のからだを分けて中へはいる。
    1. [初出の実例]「秋風は身をわけてしも吹かなくに人の心の空になるらん〈紀友則〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋五・七八七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む