身を惜しむ(読み)みをおしむ

精選版 日本国語大辞典 「身を惜しむ」の意味・読み・例文・類語

み【身】 を 惜(お)しむ

  1. わが身を大切にする。また、労苦を嫌って少しも努力しない。
    1. [初出の実例]「捨身の行になじかは御身ををしませ給ふべき」(出典:平家物語(13C前)灌頂)
    2. 「心は低くせよ身(ミ)を惜(ヲ)しむな」(出典:やみ夜(1895)〈樋口一葉〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android