身自ら(読み)みみずから

精選版 日本国語大辞典 「身自ら」の意味・読み・例文・類語

み‐みずから‥みづから【身自・御自】

  1. 〘 副詞 〙みずから(自)[ 三 ]
    1. [初出の実例]「天皇親(ミミツカラ)(みこと)(ひ)きたまふ」(出典日本書紀(720)允恭七年一二月(図書寮本訓))

身自らの補助注記

みずから」が慣用的に使われて、元来「み」は身の意であるという意識が薄くなって、さらに「み(身)」が添えられて成立した語と考えられるが、「み」を尊敬を表わす接頭語と意識して用いたこともあったようである。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android