転がり出す(読み)ころがりだす

精選版 日本国語大辞典 「転がり出す」の意味・読み・例文・類語

ころがり‐だ・す【転出】

  1. 〘 自動詞 サ行五(四) 〙
  2. ころがってある場所に出てくる。ころがりでる。ころげだす。
    1. [初出の実例]「スーッと凍りが離れて戸が開いた。機会(とたん)客人は雪の中へ転(コロ)がり出して」(出典:落語・鰍沢雪の酒宴(1889)〈四代目三遊亭円生〉)
  3. ころがり始める。ころげだす。
    1. [初出の実例]「『〈略〉乃公ァ死んでも死に度無(たくね)エ』と慾張って居ます。囲炉裡の側(ふち)コロコロ転輾(コロガ)り出しましたので」(出典:落語・鰍沢雪の酒宴(1889)〈四代目三遊亭円生〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む