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転向走性 てんこうそうせいtropotaxis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

転向走性
てんこうそうせい
tropotaxis

動物の最も基本的な走性の一つ。反射経路である受容器-神経中枢-作動器が左右対称的になっている場合に,左右の受容器を通して受ける感覚の差を体が感知して,刺激源の方向またはその反対方向に体を向かせる性質をいう。特に方向性のはっきりした重力や光に対して現す正・負の走性がこれに該当する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の転向走性の言及

【走性】より

…光合成を行う原生動物ミドリムシが,光のあるところに集まる正の光走性も,クリノタクシスである。 第2はこれと同じことを左右対になった受容器によって行うもので,トロポタクシスtropotaxis(転向走性または刺激相称性)とよばれる。昼行性の昆虫の正の光走性はこれのよい例で,両側の複眼にあてる光の強さが同じになるように左右の羽が動くという反応の結果,虫は光源に集まってくるのである。…

※「転向走性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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