軸飾・軸荘(読み)じくかざり

精選版 日本国語大辞典 「軸飾・軸荘」の意味・読み・例文・類語

じく‐かざり ヂク‥【軸飾・軸荘】

〘名〙 茶席の床(とこ)に、外題を上にして、軸物を巻いたまま袱紗(ふくさ)に載せて飾ること。主客挨拶(あいさつ)の後、正客から所望して掛けて拝見する。外題(げだい)飾り。
随筆槐記(茶道古典全集所収)‐享保一二年(1727)五月二三日「掛物飾、軸飾と申す事の候由承りぬ。是は飾らでかなはぬ道具にて致すことに候やと伺ふ」

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