軽しめる(読み)カロシメル

デジタル大辞泉 「軽しめる」の意味・読み・例文・類語

かろし・める【軽しめる】

[動マ下一][文]かろし・む[マ下二]軽くみる。あなどる。見下げる。
「こうこう、強勢おれを―・めるの」〈魯文西洋道中膝栗毛

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「軽しめる」の意味・読み・例文・類語

かろ‐し・める【軽しめる】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かろし・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 軽視する。軽蔑(けいべつ)する。かろんずる。かるしむ。
    1. [初出の実例]「朝威をかろしめ奉る者」(出典:保元物語(1220頃か)上)
    2. 「コウコウ強勢おれをかろしめるノ」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む