軽尻馬(読み)からじりうま

精選版 日本国語大辞典 「軽尻馬」の意味・読み・例文・類語

からじり‐うま【軽尻馬・空尻馬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. からじり(軽尻)
    1. [初出の実例]「新銭弐百貫調へ、から尻馬につけて、間(あひ)の山五十町のうち蒔散(まきちら)しければ」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)四)
  3. からじり(軽尻)
    1. [初出の実例]「から尻馬のはやき雲あし 状箱や風のかけたる棒のさき〈幽山〉」(出典:俳諧・当世男(1676)付句)
  4. からじり(軽尻)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android