ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「輪型陣」の意味・わかりやすい解説 輪型陣りんけいじんring formation 艦隊の警戒航行隊形の一種。戦艦または航空母艦を中心とする数十 km外側円周上に対空警戒艦 (→レーダピケット艦 ) を配し,内周2~3kmに対潜,対空直衛艦を配備するのを普通とする。 1920~30年代アメリカ海軍が採用した陣型として有名であるが,太平洋戦争中日米海軍とも,これの変形ともいうべき警戒航行隊形を使用した。これらの外側および内側警戒艦には,一般に駆逐艦および巡洋艦が使用された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by