輪束(読み)わっそく

精選版 日本国語大辞典 「輪束」の意味・読み・例文・類語

わっ‐そく【輪束】

〘名〙 太刀を太刀のからの下にはすかけに背負い携えること。多く「わっそくにかける」の形で用いる。
史記抄(1477)一二「夏無且負剱とは、わっそくにかくるやうに背へやりてぬけと云ぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

サルノコシカケ

サルノコシカケ科やその近縁のキノコの総称。日本では4科約40属300種が知られ,ブナ林に日本特産種が多い。樹木の幹につき,半円形,木質で厚く堅く,上面には同心円紋があるものが多い。下面には無数の穴があ...

サルノコシカケの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android