輪束(読み)わっそく

精選版 日本国語大辞典 「輪束」の意味・読み・例文・類語

わっ‐そく【輪束】

  1. 〘 名詞 〙 太刀を太刀の緒で右の肩から左の脇の下にはすかけに背負い携えること。多く「わっそくにかける」の形で用いる。
    1. [初出の実例]「夏無且負剱とは、わっそくにかくるやうに背へやりてぬけと云ぞ」(出典史記抄(1477)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む