輸出前貸し(読み)ゆしゅつまえがし(その他表記)export advance

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「輸出前貸し」の意味・わかりやすい解説

輸出前貸し
ゆしゅつまえがし
export advance

銀行が輸出業者などに対し,輸出品を船積みするまで,輸出商品を生産あるいは集荷などをするために必要な資金を融通すること。輸出振興の目的から 1960年に輸出貿易手形制度 (1972廃止) ,70年にその後身としての輸出前貸手形制度 (72廃止) が設けられ,金融機関がメーカーあるいは輸出者に船積み前の輸出関連資金を融通した場合には,それに関連して振出された手形のうち一定の要件をそなえた手形を質的,量的に優遇して,再割引および担保貸付に応じたが,71年8月のニクソン・ショック契機として,諸外国から日本の過度の輸出優遇および貿易黒字の急伸に対する批判が高まり,本制度は廃止された。 72年 10月以降,輸出前貸手形制度に代るものとして「輸出前貸関係準商業手形」が登場した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む