質的(読み)シツテキ

精選版 日本国語大辞典 「質的」の意味・読み・例文・類語

しつ‐てき【質的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 質に関したさま。質のうえでのさま。
    1. [初出の実例]「万事を程度の差と見、質的に見ないで量的に見る」(出典:自己の問題として見たる自然主義的思想(1910)〈安倍能成〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「質的」の読み・字形・画数・意味

【質的】しつてき

弓の的。〔淮南子、原道訓〕先んずる陷(たいかん)するときは、則ち後(おく)るる以て謀り、先んずる敗績するときは、則ち後るる之れを(さ)る。此れに由りて之れをれば、先んずるは、則ち後るる弓矢の質なり。

字通「質」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む