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轆轤師(読み)ロクロシ

デジタル大辞泉 「轆轤師」の意味・読み・例文・類語

ろくろ‐し【××轤師】

轆轤細工をする職人挽物ひきもの師。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「轆轤師」の意味・読み・例文・類語

ろくろ‐し【轆轤師】

  1. 〘 名詞 〙 轆轤細工の職人。ひきものし。轆轤工。木地屋。ろくろ。ろくろひき。
    1. 轆轤師〈七十一番職人歌合〉
      轆轤師〈七十一番職人歌合〉
    2. [初出の実例]「ろくろしどもゐて、御器どもおなじものしてひく」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の轆轤師の言及

【木地屋】より

…その中で(b)の丸物木地は,工具に原始的な手びきろくろとろくろがんなを操作して,いわゆる挽物の日用食具(椀,盆,丸膳など)を主に生産して庶民生活にとりわけなじみ深いものであったからか,木地屋といえばもっぱらこの種職人の代名詞のようになっている。挽物を作るので木地挽ともいい,そのほか轆轤師(ろくろし),木地師,狛屋(こまや)などの呼名がある。
[木地屋の生活習俗]
 木地屋は都市に集住する者もいたが,もともと土地に依存しない非農民で,中世諸職人と同様の漂泊生業者であった。…

※「轆轤師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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