事典 日本の地域ブランド・名産品 「辛味だいこん」の解説
辛味だいこん[根菜・土物類]
からみだいこん
京都市で生産されている。京都市北区鷹ヶ峰の原産。江戸時代の元禄年間(1688年〜1704年)ら栽培されていたという。根部・茎部・葉とも小かぶに非常に似ているが、だいこんである。根には強い辛味がある。そばの薬味として用いられる。現在は、わずかに栽培されるのみ。市内の料亭などで使用されている。吹散だいこんとも呼ばれる。京の伝統野菜。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報